接客改善顧客体験現場あるある

新規は来るのにリピートが作れない店に共通する、接客の3つの抜け

「広告で新規のお客様は来る。でも二度目が無い」。美容サロンや飲食店のオーナーからのご相談で、いちばん多いパターンです。技術や味に自信があるほど、原因が見えにくくなります。リピートは、来店中の体験で決まります。

抜け1: お客様づくりが「個人の裁量」になっている

リピートするお客様がつくスタッフと、つかないスタッフの差が大きい。これは店にリピートの設計が無く、各自の性格に任せている状態です。「何を聞き、何を提案し、帰り際に何を伝えるか」が決まっていなければ、再現できません。

抜け2: 問診のような聞き方で終わっている

「今日はどうされますか」「お時間は」。必要な確認ですが、ここで止まるとお客様は「処理された」と感じます。本当に聞くべきは、お客様がどうなりたいか、前回どこに不満があったか、普段どんな場面で困っているかです。ここが分かると、提案は「売り込み」ではなく「自分のための提案」として受け取られます。美容サロン様の支援では、この聞き方の見直しだけで、新人でもリピート率が15%上がりました。

抜け3: 接客の基本が共有されていない

マナーが分からないままお客様の前に立つと、スタッフは自信を持てず、提案を避けます。結果として、ケア商品や追加メニューの案内もできません。基本を揃えるだけで、若いスタッフが自信を持って対応できるようになり、店販売上が10%伸びた例があります。

「反応が無い」のではなく「仕組みが無い」

飲食店様では、スタッフの売上意識が低く受動的だった状態から、売上意識の向上と能動的な動きによって昨年比75%アップ、リピート率20%増まで改善しました。やったことは、接客の設計と、スタッフ同士が成果を確認し合う場づくりです。人を入れ替えたわけではありません。

まとめ

リピートが作れない原因は、技術でも立地でもなく、接客設計の抜けにあることがほとんどです。覆面調査で「お客様から見えている店」を把握するところから、改善の設計を始めませんか。

現場の課題は、お話を伺うところから整理できます。
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