営業力強化顧客理解現場あるある

営業が「商品説明」になってしまう理由と、ニーズ確認の本当の意味

「うちの営業は商品説明になりがちで、お客様のニーズを理解した提案ができていない」。アパレル小売、不動産、自動車販売と業種を問わず、マネージャーの方からよく伺う言葉です。熱心な人ほど、この状態に陥ります。知っていることを全部伝えたくなるからです。

お客様は「説明」ではなく「自分の話」を聞きたい

お客様が商品を選ぶとき、頭の中にあるのは商品の仕様ではなく、自分の状況です。「今の悩みが解消されるか」「買った後に自分はどう変わるか」「失敗しないか」。説明が長いほど、お客様はその答えを自分で探さなければならず、疲れて「検討します」になります。

ニーズ確認とは「質問すること」ではない

多くの現場では、ニーズ確認を「ご予算は」「いつまでに」と聞くことだと理解しています。それは問診です。本当のニーズ確認は、お客様の本音・期待・意思決定の背景まで捉えることです。 - 本音: 口にした要望の裏にある、本当に困っていること - 期待: 買った後にどうなっていたいか - 背景: 誰が決めるのか、何と比べているのか、なぜ今なのか ここまで分かって初めて、商品の中から「この人に伝えるべき一点」が選べます。説明が短くなり、提案が刺さるのはこのためです。

個人の経験ではなく、組織の型にする

ニーズ確認がうまい人は、どの組織にも一人はいます。問題は、そのやり方が本人の感覚に留まり、共有されないことです。IDEA VISTAでは、成果を出している人の質問の順番と言い回しを言語化し、「初回商談で必ず押さえる質問」として誰でも使える型にします。型があれば、未経験の営業でも成果が出やすくなります。実際に、未経験の営業担当が1か月半で初契約に至った不動産会社様では、この型づくりから始めました。

まとめ

商品説明になってしまうのは、営業担当の問題ではなく、ニーズ確認の意味と型が組織に無いことの問題です。「どう説明するか」の研修より先に、「何を聞くか」を組織の共通スキルにすることをおすすめします。覆面商談で現状を把握するところから、ご一緒できます。

現場の課題は、お話を伺うところから整理できます。
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